海外VPS(Vultr)でBitZenyを、マイニングする
仮想通貨、BitZenyをマイニングする
2017年末からテレビで話題になった仮想通貨のビットコイン、日本でも取引所が増えたきたしスマホでも簡単に取引できるのでやってみましたが、初めて数週間で資産が半分になりました。テレビで話題になる前からやれば儲かるが、最近は相場の乱高下がひどく負けまくりです。
取引で儲けるではなく、マイニングで少しずつ仮想通貨を貯蓄していくことにしました。
仮想通貨のマイニングにはPC・サーバが必要です。ビットコインは始めとする仮想通貨のマイニングでは、GPUスペックが必要され高価なビデオカードも必要だし電気代も必要です。
仮想通貨のマイニングにはGPUスペックが必要となれますが、BitZenyという仮想通貨はGPUスペックを必要とせずCPUスペックがあればマイニングできます。
このBitZenyを使って海外のVPSでマイニングする方法を紹介します
BitZeny用のwalletを作成する
最初に、BitZeny用のwalletを作成します。BitZeny Wallet にアクセスして必要なログイン名・パスワード・メールアドレスをを入力します。
アカウントを作成すると、「ニーモニック」が表示されます。日本語を選んだ場合は、20個ほどのひらがなの単語が並びます。英語の場合は20個ほどの英単語が並びます。
このフレーズは、ログインパスワードを忘れた際に必要となります。画面メモとして保存しておいて下さい。これがないと、パスワードを忘れたときに預けているBitZenyをすべて失ってしまうことになります。
登録が終わると、トップ画面ではウォレット残高が表示されます
BitZenyのマイナープール「大人の自由研究」にアカウント作成
ソロでのマイニングも可能ですが、複数で協力してマイニングをするマイナープールを利用してマイニングします。
BitZenyのマイナープールはいくつかありますが、私が利用したのは「BitZeny Mining Pool – 大人の自由研究」です。 LA BitZeny Poolが利用者が多いですが任期が一番ある箇所によりも2番手・3番手の方が効率がいいと思ってそのマイナープールにしました。
ほかにもマイナープールがあるので「bitZenyのマイニングプール一覧(モナコインを掘る)」を参考にして自分にあるマイナープールを探して下さい
マイナープールのサイトである「BitZeny Mining Pool – 大人の自由研究」にアクセスして、右上のアイコンから「Sign UP」を選択します
PINは、4桁の数字の暗証番号です。
アカウントを作成したら、マイニングに必要なワーカーを作成します。
画面メニューの左がある「My Account」→「My Worker」の順にクリックします
海外VPS(Vultr)でマイニングサーバーを用意する
自宅にマイニング用PC・サーバを用意してもいいですが電気代も必要ですので、海外VPSの「Vultr」を利用します。このVultrは月額が安く一番安いプランだと2.5USD(約275円)/月で利用できます
支払いはクレジット決済もできますが、Paypal決済ができます。私はPaypal決済を利用しました。サーバはCentOS、Ubuntu等を利用できます。どちらのOSでもマイニングができますが、今回はUbuntuでの紹介します
Vultr利用方法はこちらの「海外VPS VULTRを契約してみた」が詳しく詳細されています。
簡単に登録〜利用の流れ以下となります。
まずは、「Vultr」にアクセスしてアカウント登録します。
公式サイト:SSD VPS Servers, Cloud Servers and Cloud Hosting by Vultr – Vultr.com
メールアドレスとパスワードを入力して「Create Account」をクリックします
次に支払い方法を入力します。左側のBullingで支払い方法を選べます。画面はクレジット決済ですが、Paypall、Bitcoin、Alipay、Gift Code等の支払い方法も選べます。
次に構築するサーバーを選択します。私の場合はUbuntu 16.04で構築しました。構築する場所も選択できます。Tokyoだと最安値が売り切れとなっていたので、「New York(NJ)」を選択
Ubuntu 16.04をマイニングサーバーとして構築する
こちからはCUIでの操作となります。Windows系ならTeratermなどのSSHクライアントを用意して下さい。MacOSなら標準のターミナルソフトでおこなえます。
初期設定で、「mine_user」を作成し、SSHポートをピンポンダッシュ対策としてSSHポートから5843ポートに変更します。またパスワードなしで「sudo」もできるようにします
SSHで接続する $ ssh -l root xxx.xxx.xxx.xxx 「mine_user」を作成します # adduser mine_user SSHポートを5843に変更します。 # sudo vi /etc/ssh/sshd_config PermitRootLogin no Port 5843 # /etc/init.d/ssh restart パスワード無しで「sudo」を許可します # visudo mine_user ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL
apt-getで必要なパッケージ等をインストールします
apt を更新する。 # apt update # apt upgrade # apt-get install git # apt-get install cpulimit # apt-get install build-essential libcurl4-openssl-dev gcc-mingw-w64 automake gcc make
マイニングに必要な「cpuminer」のインストールから設定をおこないます。
rootではなく「mine_user」で実行します。
またCPUは100%とならないように「cpulimit」を利用しています。オプションでCPUは80%を利用するようにしています
バックグラウンドでマイニングできるように「nohup」コマンドも使用しています
cpuminerをgitよりダウンロードします $ su mine_user - $ cd $ git clone https://github.com/bitzeny/cpuminer.git cpuminer cpuminer を make します $ cd cpuminer $ ./autogen.sh $ ./configure CFLAGS="-O3 -march=native -funroll-loops -fomit-frame-pointer" $ sudo make $ sudo nohup cpulimit -l 80 -- /home/mine_user/cpuminer/minerd -a yescrypt -o stratum+tcp://ukkey3.space:3333 -u username.ワーカー名 -p パスワード & mi
マイニングコマンド書式ですが、大人の自由研究の場合は以下となります。
$ minerd -a yescrypt -o stratum+tcp://ukkey3.space:3333 -u Username.WorkerName -p WorkerPassword
下記の設定は、「minerd -a yescrypt -o stratum+tcp://ukkey3.space:3333 -u hoge001.mineworker01 -p passwd14231」となります
Username:hoge001
WorkerName:mineworker01
WorkerPassword:passwd14231
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